落札者からキャンセルの申し出があったら


入札・落札


落札したのなら最後まで取引を完了するのは、売買が成立した時の当然の義務、というか良識ある人としてのモラルですが、中には交通事故に合ってしまったのかのように運が悪く、「やっぱり使わないのでキャンセルして欲しい」などという、理不尽な落札者にめぐり合ってしまうことも皆無とはいいきれません。

そんな取引が自分に巡ってきた場合はどうすればいいでしょう。


・落札された商品が安価ならば・・

ヤフオクでは出品者側に、「出品システム手数料(10回まで無料) 10.50円」「落札システム利用料5.25%」が必要になりますが、落札した商品が安価で、もしこの落札システム利用料の5.25%が許せる範囲の金額(実費になるのですが)であれば、落札者に了解した旨を取引ナビから伝え、このまま何もしないで終了してしまうのも得策かも知れません。

実際のオークションでも評価を付けあわずに終了することはよくありますので、気持ち的には釈然としませんが、このまま終わっても問題はありませんし、相手から悪い評価をもらうこともありません。


・落札された商品が高額、きっちりさせたい時は

もし高額な商品が落札されたならば、Yahooに支払う「落札システム利用料 5.25%」もけして安いものではなくなります。

それでも今回は勉強料として自腹で払う、そして次回から出品には「落札後のキャンセルはどんな場合にも承りません」と明記するから良しにしようというのなら別ですが、「落札システム利用料は負担するつもりなんかない」、「絶対に許せない」というのなら選択肢は2つです。

(1)取引ナビから「落札システム利用料」だけ支払ってもらう。

(2)落札者都合でオークションを削除する。


落札システム手数料を払ってくれなければもう、「落札者都合でオークションを削除」でしょう。

「落札者都合でオークションを削除」では、オークション自体がないものになりますので、当然「落札システム利用料」も発生しません。そして落札者にはYahooから悪い評価が付くことになります、当然といえば当然ですが。

ただオークションの取引自体を途中で投げ出すような落札者ですので、逆恨みして報復の悪い評価を付けられるリスクがないとはいえません。


・YAHOOヘルプ(落札者の削除)
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