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2010年1月23日 ヤフオクでなく「ヤスオク」です
インターネットオークションはヤフオクはじめ、日本国内にも幾つか存在してますが、また新たにヤスオクというオークションが2009年7月かスタートしています。思いっきりヤフオクと名前が紛らわしいですが、現在密かに注目を集め 2chにも板が立つほど知っている人は知っている存在のオークションになっていいるんです。言い換えれば知られていない今こそ低価格で落札できるチャンスではあるのですが
このヤスオク、信じられないくらいアホのように落札金額が安い!オークション経験者ならば絶対に「こんな金額ありえない」「胡散臭い」と思うことでしょう。一例を挙げればこんな感じです!
どうです、ありえないでしょ。なんでこんなに安い落札金額になるかというと、そもそも他のオークションとはまったく違う収益システムになっており、運営側は会員費やオプション代金、システム手数料で儲けようと思ってないこと。特殊な入札システムで利益を出していることです。
その仕組みを簡単に説明すると、まず出品者はヤフオクのように個人やストアではなく、ヤスオク運営会社になり、すべて新品の0円スタートのオークションになること。
ヤスオクは15円(もしくは1円)ずつ上がるものがあり、商品が欲しい入札者は1回の入札ごとに75円のポイントを必ず支払うことになります。
このポイントはヤスオク内でコインという名称で呼ばれ、前払いでクレジットカード、ネットバンク、Edyで購入しておく必要があり、このコインがないことには1回も入札権利はありません。
運営会社のヤスオク側としては商品に入札があるごとに75円×(入札回数)の手数料が利益になるため、安価で落札されても儲けられるようになっているのですね。
下記に3点どんな感じか例をあげてみます。
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Panasonic VIERA 20V型 TH-L20X1-S PS (1円単位のオークションでした)
落札価格=4,529円 (小売価格の¥59,000円と比較すると ディスカウント率52%)
ヤスオク運営側の売上
落札価格4,529円÷1円(このオークションは1円単位でした)×75円=339,675円
商品代金4,529円+入札手数料339,675円=344,204円
小売価格の59,000円(本当の仕入れ金額?) - 344,204円= +285,204の儲け
(小売価格はヤスオクが表示してある金額です)
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Apple iPod nano 第5世代 8GB シルバー (15円単位のオークションでした)
落札価格=7,500円 (小売価格の¥14,800円と比較すると ディスカウント率48%)
ヤスオク運営側の売上
落札価格7,500円÷15円(このオークションは15円単位でした)×75円=37,500円
商品代金7,500円+入札手数料37,500円=45,000円
小売価格の14,800円(本当の仕入れ金額?) - 45,000円= +30,200の儲け
(小売価格はヤスオクが表示してある金額です)
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SHARP 32V型ブルーレイ内蔵液晶テレビ LC-32DX2-B (1円単位のオークションでした)
落札価格=653円 (小売価格の¥125,900円と比較すると ディスカウント率89%)
ヤスオク運営側の売上
落札価格653円÷1円(このオークションは1円単位でした)×75円=48,975円
商品代金653円+入札手数料48,975円=49,628円
小売価格の125,900円(本当の仕入れ金額?) - 49,628円= -76,272円の赤字
(小売価格はヤスオクが表示してある金額です)
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